急にトンボの数が増えました
この蝶は一度だけ採集しています。もう50年以上前に知多半島の南部に高校生物部の仲間と採集に行っていました。知多半島で最も標高の高い場所で定期的に調査に出かけていた所です。帰り道に何気なくネットに入れた蝶がこのウラナミジャノメでした。クラブのデータにはこの名前は載っていなかったので珍しい種類だと思い、みんなで探すと他にも複数確認出来ました。この時はヒメウラナミジャノメだろうとネットに入れたもので当時ヒメウラナミジャノメは知多半島でも珍しくはない種類だったと思います。ところが現在知多半島で確認されているヒメウラナミジャノメの産地は一個所だけになっているようです。
ほかにも見なくなったものに「コツバメ」「ミヤマセセリ」「ウラギンスジヒョウモン?」などがあります。知多半島もこの50年の間に大きく変わってしまいました。
気候が秋めいてきて今日はトンボがたくさん飛んでいました。これは「ウスバキトンボ」なのでしょうか。綺麗なトンボです。
名城大学で聞いたシンポジウムではウスバキトンボは秋に「南に移動するかも知れない」という方と「絶対南には移動しない」という方がいました。アサギマダラのようにマーキング調査をすれば数年で結論が出るかも知れません。
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